「最後はすべてが太気になる」

拳聖:澤井健一の言葉です。
太気拳は、脳と神経をつなげるという能力開発を行う 次世代武術です。
我々の代で、 途切れさせてはならない
後世に伝えていかなければならない 貴重な文化遺産です。
来るべき太気拳30万人時代への道を、 至誠塾で、ともに歩みませんか。


太気至誠拳法を学ぶ団体、太気拳至誠塾と、
その指導方針について ご案内いたします。



「塾長:高木 康嗣(Takagi Koji)」

1954年東京生まれ。太気至誠拳法 七段教士。 太気拳・意拳研究会至誠塾塾長。

法政大学空手道部(主将)在籍中、 当時世界最強と言われたオランダに単身空手留学し、オランダ・ナショナルチームの一員として欧州各地を転戦中、故大山倍達氏に「極真最強の外国人」といわしめたカレンバッチ氏より、太気拳創始者澤井健一先生の存在を知らされる。

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帰国後、入門。数々の他流試合を経験の後、 1983年2月、太気拳第2次黄金時代の神宮筆頭練士となる。

その神宮に参加していた10年間、澤井先生が動きを見せる際は常にその相手をつとめ、直接その動きを目の前で見、手に触れていたという。

さらに、澤井先生の命で第1次黄金時代の高弟、岩間統正氏のもとで2年間修行を積む。
澤井先生が亡くなってからは、意拳継承者である姚宗勲のご子息である姚承光・承栄の両老師に たびたび指導を受ける。


著書に
『澤井健一の遺産 太気拳で挑む』(福昌堂)、監修本に『中心を求めて』(壮神社)がある。
ビデオ出演として『獣の闘気 太気拳』『岩間統正の実戦 太気拳』(監修も)


法政大学空手部時代

オランダ・ナショナルチーム


オランダ心武拳オールドメンバー。
姚承栄老師が館長を務める北京市武術中意武館・名誉館長兼技術顧問。


「高木塾長の指導方針」

至誠塾では武道の初心者にも丁寧に分かり易い指導をしております。

1. パーフェクト・ディフェンス
2. 最低1年は組手をやらせない
3. 立禅に還る

「パーフェクト・ディフェンス」とは、高木塾長が最も重要視している太気拳の特徴です。
太気拳は「顔面攻撃有り・防具無し」という、過激な組手で知られています。
しかし高木塾長は「戦いの時に恐怖心で萎縮するのは、防御を知らない、できないからだ」と言います。

現代格闘技の様に 「打たれたら倍にして打ち返す」 「打たれる前に打つ」 「体力で勝つ」のであれば、長くは続けられません。
また一部の体格で勝る者だけが強くなってしまいます。


武道では相手を打つよりも、絶対に打たれない方が大事であり、
これを「パーフェクト・ディフェンス」と呼んでいます。

日常の動きから根本的から変える練習をする為、
心も体も太気拳に切り替えるにはそれなりの時間が必要となります。
そこで折角整ってきた形を崩さないように「最低1年組手をやらせない」としています。
その間にじっくりと内功を練り、自分の中に崩れない財産を築き上げていくのです。


その為の最高の練習方法が、澤井先生の遺した「立禅」です!

「大動は小動に如かず。小動は微動に如かず。微動は不動に如かず。」


型こそ無いものの、太気拳には様々な練習方法があります。
が、その全てを含み渾元となるもの、それが「立禅」です。
立禅を通して他の練習も、動きも、組手も、全てがつながっていきます。
それは他の誰も真似できず奪うこともできない、自分だけの技です。
組手を全否定しているのではありません。

至誠塾では太気の動きがある程度できるようになると塾長の指導の元、
合宿や忘年会では希望者が、
練習後には各自で組手を行っています。
そこでも「パーフェクト・ディフェンス」を目指した組手を行っていますので、
ケガも殆どありません。

生涯をかけて澤井先生を目指す、これが太気拳至誠塾の最終目的です。
「○○さんに組手で勝った/負けた」で一喜一憂する必要はありません。


【初心者・女性の方へ】

「実践を重んじる」その厳しさゆえに、 初,中級者からでは習得がなかなか難しいとされる太気拳を 基礎、基本から応用へと系統的にわかりやすく指導します。至誠塾では武道経験者ばかりでなく、 初心者の方、運動神経や体力に自信の無い方、そして女性、年長者の方の入塾も大歓迎しております。 現在数名の女性塾生、60歳代(50歳代はたくさん)の塾生、外国人の塾生もいます。


【武術経験者・指導者の方へ】

過去の武道歴が、生きる!

太気拳で、バランスや身体の協調統合を学ぶことによって、

今までの武術歴が生きるばかりでなく、
それらの技を身体全体を使って他の武術では考えられないほどに
思い通りに操作できるようになります。

至誠塾では、他の武術を学びながらの、ダブルスクールはもちろんのこと
他の流派で指導しながら・・というお弟子さんも多数いらっしゃいます。


【至誠塾の雰囲気】

至誠塾生の平均年齢は、東京・大阪共に30台の後半であることは間違いありません。 40歳代50歳代の方達がずらりと並んでおります。 だからと言うわけではありませんが、 武道団体にありがちな【縦割り社会】【封建的】なところは一切ありません。 ご安心下さい。
至誠塾では武道経験者ばかりでなく、 初心者の方、運動神経や体力に自信の無い方、そして女性、年長者の方の入塾も大歓迎しております。 現在数名の女性塾生、60歳代(50歳代はたくさん)の塾生、外国人の塾生もいます。


【健康増進】

健康増進にも良く、運動不足の対策やストレス解消に非常に効果があります。・は当たり前で、 バランスや武術的な身体を養成し、体の使い方、対処法も身に付けられるところでもあります。

(寝たきり老人にならないため?の)【立つ】事の達人になるための【立禅】はきついものと言われておりますが、 きちんとした指導を受け、慣れてくると非常に気持ちの良いものです。また無理をせず、生涯を通じて行える武道ですから、何歳からでも安心して始められます。

ご注意:40歳代50歳代だからと言って侮ってはいけません。 継続している至誠塾の40歳代50歳代は若いです。恐ろしく強いです。


【至誠塾の座右の銘】

  1. 【不真面目】・・・いやなことを無理やりでなく、「きもちよい」と感じる程度に。
  2. 【適当】・・「適当なちょうど良い」と言うことでその人にとって適当な量を練習すること。
  3. 【いいかげん】・・「良い加減」のことでその人にとって良い加減に練習すること。

至誠塾は、武道団体にありがちな【縦割り社会】【封建的】なところはまったくありません。 至誠塾では他武道経験者、高段者、ダブルスクールはもちろんのこと、 初心者の方、運動神経や体力に自信のない方の入塾も 歓迎しております。


【面 談】

入塾を希望する方は、「お問合わせ」のページから必要事項をお書き添えの上、メールをお送り下さい。 こちらから入塾に関してご連絡させて戴きます。また至誠塾では申し訳ございませんが、見学はお断りさせていただいております。

至誠塾では入塾前に塾長との【面談】を行っております。面接ではありません。 お茶でも飲みながら、互いのコミュニケーションをとるためのものですから、堅苦しいものではまったくありません。 その際疑問点や不安点などありましたら何なりとお聞き下さい。 高木塾長がお答えいたします。



【級・段位制度】

(上達の目安として至誠塾では級・段位制度をとっています)

昇級
士級、十級、九級・・・・一級
昇段
奥入(初段〜弐段)、目録(参段)、後目録(四段)、練士(五段相当)、教士、範士

「太気拳の動き」ができるかどうかがポイントで、 奥入(初段相当)を取るのに
3年6ヶ月くらいです。


【月会費・入会金について】

入塾に際して必要な費用は

  • 入塾についてをご参照ください。

  • 【年間行事】

    塾生同士の親睦や相互啓発、また高木塾長の詳しい太気拳その他面白おかしい話を 聞く目的で、幾つかの行事を予定しております。

    1. ・・・・・澤井先生のお墓参り


    2. ・・・・・各練習場所単位でお花見


    3. ・・・・・各支部での合宿(全国合同合宿の場合もあり)


    4. ・・・・・忘年会・新年会

    【道衣について】

    通常の練習の際は、動きやすい服装、 Tシャツで構いません。



    道衣は至誠塾のネームが入ったものがあり、 希望者は購入出来ます。(12,000円程度)
    基本は白ですが、購入後に自分の好きな色に染めても構いません。(高木塾長の道衣は、緑色に染めたものです)


    ドラゴンTシャツについては、至誠塾tokyoブログを参照してください。